現シャトー パプ クレマンのオーナーベルナール・マグレ氏が、2001年よりシャトー
パプ クレマン傘下のワインを大きく飛躍させました。良質なブドウが良質なワインを造る事はすでに知られている事実ですが、収穫の時期の手入れ作業は非常に多く、それにあたる人材の確保には莫大なコストがかかります。どのシャトーでも人件費と商品価格のバランスを考えて造りますが、シャトーデュケム等は品質重視で例外でした。同じ品質重視にシャトー
パプ クレマン グループも挑んだのです。800人を雇い収穫に半分、ブドウの選別に半分(特にブドウ1粒づつ検査する事は、この規模では例がない)を割り当て良質な原料確保に力を入れています。ですから傘下のワインはいずれも洗礼されていて果実味が純粋な印象を与えます。コンサルタントにミッシェル・ロラン氏を迎え、さらに磨きをかけています。傘下の中でも特に印象的なル プレラ デ パプクレマンを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ル プレラ デ パプクレマン2002
クリームのような滑らかな果実味、優美で品の良さを感じさせる1本です。シャトー・パプ・クレマンのファースト・キュヴェの中で優美なロットを選び造られた少量生産のワインです。
カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー40%
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