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【サザビーズオークションについて】
オークションと言うと今ではネットオークションが盛んになって、 随分と 身近なものになりましたがそれまでは上層階級の集まりのような、 想像もつかない金額が取引され、敷居の高 い世界を想像してしまいます。 もっともこれは日本人が持った感覚で、オークション発祥の地、イギリスでは 庶民の生活に溶け込んで良いものをより安く買う手段の一つになってい ます。 さて、オークションの歴史から オークションというと有名なのが、サザビーズとクリスティーズ どちらも英国出身の企業ですが、歴史はちょっとだけサザビーズの方が古いです 1744年、創業者サミュエル・ベイカーが蔵書のオークションを開始。 美術品ではクリスティーズのほうが古く1766年に創業者ジェームズ・クリスティ が 美術品のオークションを始めた。 どちらもロンドンで、です。 オークションというのは、工業製品や農作物などのように一般に価値が決まっ ていて 市場で価格が決められるものに対して、美術品や蔵書、嗜好品など 人に よって価値が違うものや数が少なく価格が決められない場合などに 有効な取引 の形態である。 これは英国人が最初に考えた。 おりしも18世紀の英国は産業革命を迎え、 世界最強の国に踊り出ていた。富の あるところに財産は集まるのです。
そこで、 英国に集まった美術品などを取引する場 としてオークションが考え出されたのであるが、 なぜそれ以前に 主権を握って いたフランスやイタリアではこの考えが出てこなかったのであろうか。 この辺が英国人と他の国々との考え方の違いなのかもしれない。 また、オークションはその扱う品物が美術品などであるために、贋作も多く、 その真贋を見極めるのもオークションハウスの大きな役目である。 そのため、 オークションの世界はほとんどサザビーズとクリスティーズに独占される、 超 寡占市場になっている。 長年築いた信用とそれを維持する多くのプロフェッシ ョナルによって その地位が保たれている。 ここは現在のネットオークションとは大きく違うものである。 ヤフーは様々な 情報を利用者に提供はするけれど、 出品されている物自体を保証はしない。 あくまでもオークションの場を提供するだけである。 クリスティーズは安田火災にゴッホの「ひまわり」を60億円近い金額で落札さ せたが、 同時にこのゴッホの作品が本物であるということも保証している。 もしこれが偽物だったら、クリスティーズの信用は地に落ち、 だれもクリステ ィーズのオークションには参加しなくなるのである そのため、真贋(本物か偽物か)の見極めはきわめて慎重に行われる。 100%の自信がない場合は、決して出品はされない。 平成13年の情報通信白書にあったデータでは、 ネットオークションに関するアンケートで、 出品理由の一位は他の手段では売りにく物だったので、次いで高く売りたかっ たから。 購入(参加)理由の一位は、より安く購入したかったので。 探してほしいワインがございましたら、 当店までご連絡ください。→ こちら
※現地バイヤーとコンタクトを取りながら探します。 お客様の探しているワインがオークションに出品されない場合がございます。 さらに、お求め易い価格での提供を目指しておりますので、 早くて2〜3ヶ月、もしくは1年以上お待ち頂ける方でお願いします。 |